デリケートゾーンの臭いの手入れに悩んでいる人は沢山います。
でも、自分のデリケートゾーンの臭いの種類やその臭いがどういう原因で臭っているのか、というのはなかなかわかりません。
他の人のものと比べることもできないですし、あまり気軽に話す内容の話題ではないので情報が少ないという状況があるのではないでしょうか。
ここでは、デリケートゾーンの臭いに対する対策はもちろんですが、臭いの原因を探る方法、臭いを極力抑えるための日常生活などについて詳しく紹介しています。
デリケートゾーンの臭いについて正しく理解していただき、それぞれのケースにおいて最適な対策ができるように、活用していただければ嬉しいです。
Contents
デリケートゾーン専用の臭い消しアイテムを活用しよう!
デリケートゾーンの臭いのお手入れに殺菌、除菌はとても効果的です。
その代表はデリケートゾーン専用の臭い消しアイテムですね。
デリケートゾーンのことを考えに考えてつくられた素材、添加物を使用しない無添加製法のものもありますので、肌にとっても優しく、それでいて殺菌、消臭効果も抜群のアイテムです。
お風呂に入ってデリケートゾーンを洗うときに必ず利用してほしい石鹸(ボディーソープ)と、1日中デリケートゾーンに殺菌、消臭効果をもたらすデオドラントクリームのご紹介です。
デリケートゾーン専用の臭い消し石鹸(クリアネオ)
デリケートゾーン専用の臭い消し石鹸!と言っても全身を洗えるとっても便利なクリアネオ。
石鹸と言っても液体タイプのボディソープです。
と、ここで固形タイプの石鹸とボディソープの違いについて少し説明しますね。
臭い対策の石鹸は様々な成分を配合するため、個体ではあまりに多くの成分を入れすぎたり、組み合わせによっては固まりにくくなります。
その点を考慮すると液体のボディソープの方はそのような制限を受けないので臭い消しの効果にフォーカスして配合が可能なのです。
また、固形の石鹸は個体なので蒸発も比較的しやすく、必要な成分も一緒に蒸発してしまうことがあります。
その点もボディーソープはボトルに入れて保管しますので最後まで有効成分を保った状態で使用することが可能なのです。
このような理由からクリアネオは液体のボディソープタイプを採用しているんですね。
クリアネオボディソープは、雑菌の増殖を抑えるイソプロピルメチルフェノールと汗を抑えるパラフェノールスルホン酸亜鉛のダブルの有効成分と、茶カテキンのなんと25倍という消臭効果の柿渋エキスで臭いを強力にカットします。
その他にもたくさんの植物由来の有効成分を配合。
それぞれが互いに作用しあい抜群の消臭効果を発揮します。
そして、もう1点の注目点が、お肌に嬉しい保湿効果にも注力されたボディーソープということです。
ヒアルロン酸などの美容成分が配合されていますのでお肌がすべすべになるといったレビューも少なくありません。
しっかりと除菌、消臭をしてくれて、保湿効果も高いクリアネオボディーソープは毎日のデリケートゾーンのお手入れに欠かせないアイテムと言えると思います。
デリケートゾーンに臭いに効果的なデオドラント(クリアネオ)
クリアネオボディソープで入浴時のデリケートゾーンのお手入れをしっかりと行ったあとは、デオドラントクリームの出番です。
クリアネオデオドラントクリームは入浴後から日中までデリケートゾーンの殺菌、消臭に効果を発揮します。
クリアネオの殺菌成分イソプロピルメチルフェノールは、ワキガ菌という通称のコリネバクテリウム属、ジフテロイド菌を殺菌する働きがあり、さらに、その菌が繁殖しないよう抑制する効果があります。
そして、アポクリン腺からの汗を抑えるパラフェノールスルホン酸亜鉛の制汗作用が汗の少ない環境を作り出します。
この2つの強力な有効成分とともに7つの天然成分も配合。
はそれぞれが消臭、殺菌、抗菌、制汗、に効果があり、肌にもとても優しい天然由来成分です。
肌のことを最優先に考えてつくられたクリアネオは香料、着色料、石油系界面活性剤、鉱物油などの添加物を使用していませんので、子供から大人まで安心して使用することが可能です。
クリアネオボディーソープとクリアネオデオドラントクリームの両方を、日々のデリケートゾーンお手入れアイテムに加えることによって相乗効果を生み出しますので合わせて使用するとより効果的です。
普段から出来るデリケートゾーンのお手入れ方法とは?
クリアネオ専門家
お手入れも正しい知識で行わなければ、効果も半減、さらには逆効果なんてことになってしまえばそれこそ本末転倒です。
正しいお手入れやデリケートゾーンの環境づくりの知識を見ていきましょう。
デリケートゾーンがムレにくい環境づくり
そもそも、デリケートゾーンは下着が密着していますので、そこにこもった空気でムレやすい状態にあります。
デリケートゾーンのムレは夏場、冬場問わず1年を通してありますし、デスクワークなど座った状態が長く続けばさらにムレる状態になってしまいます。
雑菌はムレた環境を好みますので、ムレた状態が長く続けば雑菌の繁殖が拡大して臭いの原因も増すことになります。
ですのでムレを改善できれば、デリケートゾーンの環境は良くなるはずです。
できるだけムレにくい環境をつくって、雑菌の繁殖を抑えるようにしていきましょう。
下着を変えてみる
下着はデリケートゾーンに一番密着するもの、ここを改善するのが先決といってもいいのではないでしょうか。
下着を選ぶときってどうしてもデザインや形に目が行きがちですよね。
でも、可愛らしいデザインで華やかなショーツはポリエステルやアクリルといった化学繊維を使用しているものが多く、通気性や肌への影響という視点で見た場合は良いものとは言えません。
女性ですから、可愛いショーツをつけたいという気持ちがどうしても頭をもたげてきます。
そこをグッとガマンして一度、素材というものに目を向けてみましょう。
天然素材、コットンやシルクなどは通気性に優れています。
デリケートゾーンは通気性の良い素材のショーツをつけても汗はかいてしまいます。
でも、シルクやコットンは吸水性も良いので、湿気を外へ逃がしてくれます。
また、デザインの面でも、生地の面積が少ないビキニタイプの比較的小さなショーツはムレにくいと思いがちですが逆に空気がこもりやすく蒸れやすい構造になっているので注意が必要です。
デザインはできるだけゆったりとした締め付けの少ないデザインのものがムレ対策には効果的です。
ズボンはパツパツのものを避ける
ズボンをはく機会は人によって様々ですが、やはりスカートよりズボンの方が蒸れやすい構造であることは確かです。
ズボンも下着と同様に締め付けの強いものは密閉されますので蒸れやすくなります。
ぴったりとしたデザインのズボンはどうしても通気性が悪くなるためです。
ですのでゆったりめのデザインのものにするだけでもデリケートゾーンのムレは改善されます。
ピッタリとしたパンツルックがお好みの方も、ゆったりとしたファッションに目を向けてみるのもいいかもしれませんね。
おりものシートやナプキンはこまめに交換する
デリケートゾーンのお手入れの中で、おりものシートやナプキンの存在もとても重要です。
女性器に直接触れるものですし、おりものや生理で汚れるものですのでやはり清潔にしておくことが大切です。
こまめに交換してできる限り清潔な状態を保つようにしましょう。
ナプキンを頻繁に取り換える
おりものや生理などで汚れたままの状態は、やはりムレやすい状態であることはもちろんですし、雑菌の繁殖にもつながります。
ナプキンやおりものシートは頻繁に取り換えるようにするようにしましょう。
ナプキン、おりものシートは汚れていなくても湿気はたまっていますので、日中だけでも3から4回を目安に取り換えるようにしましょう。
また、取り替える際はビデやデリケートゾーンに使用できるウエットティッシュなどを使って、拭き取るようにしましょう。(拭きすぎには注意してください!)
布ナプキンを使ってみる
布ナプキンを使うという選択肢、これは人それぞれの好みというか、感覚による部分も多いので一概にはいえませんが、使っている人の感想を聞くとメリット、デメリットがあるようです。
ただ、ムレという部分に関しては、コットンを使用しているので湿気がこもりにくいということがあるようです。
特にオーガニックコットンを使用した布ナプキンは肌触りがとても良いようです。
オーガニックコットンとは過去3年以上にわたって化学薬品を使用していない土の土地で農薬の使用を極限まで抑えて育てられたコットンのことで、加工する際も化学処理されていません。
ですので本当に自然のままのコットンの風合いがあり、とても肌に心地いい素材となっています。
以上のことから、使用上のデメリットも少しありますが、ムレ対策としては布ナプキンを使ってみるのもひとつの対策かもしれませんね。
タンポンと併用する
ある日本の生理用品メーカーの行ったアンケートによると、日本人の13歳から49歳までの女性1000人のうちタンポンを常時使用しているという人は、全体の約2割ということです。
しかし、使用していると答えたみなさんのタンポンに対する満足度は86.5%の人が満足しているというものだったということです。
つまり、タンポンを使用している人は少ないけれど使用した人たちの多くが満足しているということです。
満足しているという内容をみてみると、「血が流れ出る感覚を感じないので快適」「アウターに影響が出ない」などいろいろあるのですが、「蒸れ、臭いがきにならない」というものもありました。
これは注目すべき点ですよね!
タンポンは構造上ナプキンと違って女性器にかぶせてふさぐというものではありませんので、ムレる要因がないということなのです。
タンポンは慣れるまでは使いづらいといった声や取り出すときに手が汚れるなどの声もあり、意見が分かれるところではありますが、ムレへの対策という観点からはひとつの選択肢かもしれませんね。
アンダーヘアのお手入れをする
アンダーヘアのお手入れもデリケートゾーンのお手入れの中で大切なことのひとつです。
アンダーヘアーの生え方、毛の量などはひとそれぞれみんな違います。
アンダーヘアーは衛生面から見ると少ないほうが衛生的と言えるようです。
毛が多くある状態は蒸れやすくもなりますし、雑菌の繁殖も促されます。
欧米ではアンダーヘアーを全部脱毛するハイジニーナという状態が一般的ですが、日本ではまだ、一般的というまでにはなっていません。
ですので、ハイジニーナまでとはいかなくてもある程度のアンダーヘアーのお手入れは大切だと思います。
長さを整えるだけでもムレ対策には効果的ですので、アンダーヘアーのお手入れに慣れるためにもまずはそのあたりからはじめてみるのもいいかもしれませんね。
健康的な生活を送る
デリケートゾーンのお手入れの中で健康に気を付けるというのもとても大切なことです。
体が、健康であるということは、気持ちの面でも晴れやかになれますし、デリケートゾーンにとっても良いことです。
体を健康に保つためには、健康に気を付けるというのはどのようにしていけば良いか見ていきましょう。
ストレスを解消する
ストレス、現代社会で生きていく中で切っても切れないものですよね。
どうしてもストレスのたまりがちな現代人にとってストレスを解消するというのはとても大切です。
スポーツをする、趣味を持つなどストレスの解消方法はいろいろありますが、普段の心構えとしてあまり、深く物事を考えない、前向きな考え方を持つなど日々の生活のなかでもストレスが溜まらないようにするということも大切です。
ストレスが原因で病気になることも多いのです。
病気になってしまったらデリケートゾーンにも悪い影響を与えます。
そういう悪い循環にならないように日頃からストレスを溜めないような生活を心がけましょう。
食事を見直してみる
デリケートゾーンの蒸れや臭いは食事にも深くかかわっています。
食事を見直すことは日々のデリケートゾーンのお手入れにもつながっていくのです。
例えば肉類中心の食事をとると体はその分解に多くのエネルギーを使います。
そうすることで体温が上昇し汗も出やすくなります。
また、アルコールも発汗を促し、臭いの原因にもなりますのでなるべく控えるようにしましょう。
一方で緑黄色野菜、果物、豆類などは臭いを抑える働きがあるので積極的に取り入れるようにしましょう。
体は食べ物からつくられています。
日々の食事が体に与える影響は目には見えにくいですが少しづつ蓄積していくものでもありますので、そこを気を付けることはデリケートゾーンのお手入れという意味でもとても良い影響を与えてくれるものだと言えるでしょう。
ヨーグルト
ヨーグルトを食べて体臭を予防する。
ヨーグルトは動物性たんぱく質なのになぜ?という疑問がわいた人もいるかもしれません。
実は体臭は腸内環境にも深くかかわっているのです。
腸内環境を整えることは体臭の予防にもつながるということなのです。
大腸には善玉菌であるビフィズス菌などと、悪玉菌である大腸菌などが棲んでいます。
善玉菌が減少し、悪玉菌が増加すると便秘になります。
増加した悪玉菌は小腸で消化、吸収できなかった栄養素を腐敗させ、血液を通じて運ばれて口臭や体臭となって外に出てきます。
そうなんです!ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は善玉菌として腸内環境を整え、大腸菌を減らす働きがあるのです。
このようなメカニズムでヨーグルトを食べると体臭予防につながりデリケートゾーンのお手入れに役に立つということになるわけですね。
ただし、食べすぎはよくありませんので1日1回小皿でいただくくらいにしておきましょう。
野菜やくだもの
体は酸性になるほど体臭がきつくなると言われています。
ですので、体臭を予防するためにはアルカリ性の食品を多く取り入れることが大切です。
野菜や果物、梅干しなどもアルカリ性食品として体臭予防に効果的です。
ただ、梅干しは塩分が多いので日々取り続ける場合は1日2個を限度としましょう。
野菜はニンジンやほうれん草、かぼちゃなど緑黄色野菜、ひじき、わかめ、大豆、などが良いでしょう。
果物は少し注意が必要です。
もちろんこのようなものばかり食べていても問題もありますので動物性たんぱく質もとりながらこれらの食品も積極的に摂っていくというのが体臭予防、ひいてはデリケートゾーンのお手入れに効果的だと言えますね。
殺菌・除菌をする
デリケートゾーンのお手入れの中で殺菌、除菌をするというのも忘れてはいけません。
デリケートゾーンの臭いの原因は雑菌にあるということがわかっていますので、殺菌、除菌というのはやはり効果があります。
デリケートゾーンは敏感な場所ですので殺菌、除菌をするにあたっても刺激の少ないものにしなければいけません。
専用の石鹸やボディーソープ、クリームが出ていますのでそれらを使用して殺菌、除菌をするようにしましょう。
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毎日のデリケートゾーンのお手入れの中でお風呂に入った時には、デリケートゾーンに使用可能な石鹸やボディソープを使って洗ってください。
そして、そのあとはクリームを使って殺菌、除菌をするようにしてください。
そうすることによってデリケートゾーンはいつも殺菌、除菌され清潔な状態に保たれます。
ただし、やたらめったらに洗ったのでは逆効果になる場合もありますので洗い方などについても触れていきたいと思います。
正しい洗い方を覚える
デリケートゾーンはとても繊細ですので刺激を与えないように洗わなくてはいけません。
また、常在菌という環境を整える役割を担っている菌もありますのでそれらを壊さないように正しい洗い方を覚えるようにしてください。
そうすれば効果的にデリケートゾーンのお手入れが行えるようにもなっていきます。
デリケートゾーンのお手入れの基本とも言えるお風呂での洗い方についてはどのように洗えば効果的なのでしょうか。
正しい洗い方の手順
一日を過ごしたデリケートゾーンは緊張状態にあります。
皮膚も固くなっていますのでまずはゆっくりとお風呂につかってほぐしてあげましょう。
ぬるま湯にすることがポイントで、目安としましては、10分から15分ぐらいつかるようにしてください。
お風呂にゆっくりとつかったデリケートゾーンは緊張もほぐれ汚れも落ちやすい状態になります。
膣内の環境を整えてくれている常在菌がいますのでそれを壊してしまっては逆効果になってしまいます。
膣自体は洗わないように、外側にあるヒダの裏側まで一つ一つをていねいに泡と指の腹でなでるように優しく洗うようにしてください。
正しい洗い方の手順で洗えば、他のデリケートゾーンのお手入れも相乗効果となってより効果的にお手入れができるようになります。
拭き取りシートを活用する
デリケートゾーンのお手入れをする際に洗える状況でもない、ビデもないという時もあるかと思います。
そんな時に重宝するのがデリケートゾーン専用の拭き取りシートです。
通常のウェットティッシュは、アルコールで除菌、香料などの添加物が入っている、1枚1枚が薄手といったものが多いですが、デリケートゾーン専用のものは、アルコール、添加物を使用しておらず、厚手でトイレに流せる、肌触りが良い(刺激が少ない)、アルコールが入っていないのに使った後とても爽快感があると言う感想が多いのも特徴です。
その他にも雑菌の繁殖を抑える成分が入っているなどの拭き取るだけではない効果も嬉しいですね。
日々のデリケートゾーンのお手入れには、デリケートゾーン専用の拭き取りシートも是非活用してみてください。
臭いの原因はほとんどが雑菌によるものってほんとなの?
クリアネオ専門家
原因別、デリケートゾーンの臭いチェック
デリケートゾーンの臭いを感じているけれども間違った対策をしていては問題の解決にはなりません。
いつも、色々と対策を行っているけれどもなかなか改善されないということがあれば、原因と対策が合っていない可能性もあります。
まずは、正しく臭いの種類を確認し、それによってどんな原因が考えられるのかを特定していきましょう。
デリケートゾーンの臭いは、臭いのタイプによって原因が分類されますが、原因が重なり合ってにおいが混ざる場合もあります。
そのあたりも含めてデリケートゾーンの臭いのタイプ別原因を探っていきます。
すそわきがが原因
原因がすそわきがの場合の臭いは、とても様々な表現があります。
中にはかいだことのない臭いもあるかもしれませんね、このような臭いの中であてはまるなぁという臭いがあればすそわきがの可能性が高まります。
ただ、おりものなどがある場合はその臭いも混じっていることもありますので、継続的に確認しておりものの無い時の臭いで確認するようにしてください。
キズや雑菌が原因
実はデリケートゾーンの臭いの原因にはほとんど雑菌が関係しています。
すそわきがも、アポクリン腺からの汗と雑菌が混ざりあって発生する臭いですので雑菌もひとつの原因ということになります。
雑菌は適度な温度と湿っぽい環境を好みますので長い時間、蒸れた状態にすることで臭いも強くなっていきます。
また、アンダーヘアーを自分で処理している人は肌を傷つけてしまってそこから雑菌が入り、化膿したりすると臭いの原因になる場合もありますので注意してください。
膣分泌液のニオイ・おりものが原因
膣分泌液の臭い、おりものの臭いは、そこまで刺激臭でない軽く酸っぱい感じの臭いであれば正常と言われています。
膣内には、膣の中で雑菌が繁殖することを防ぐために乳酸桿菌という常在菌が存在しています。
この乳酸桿菌が生み出す乳酸の臭いが少し酸っぱい臭いであるためです。
がするようであれば病気が原因の可能性もありますので婦人科で診てもらってください。
原因のほとんどが雑菌の繁殖によるもの
雑菌は世の中のいたるところに存在しています。
その雑菌は環境により悪臭を放ったり、病気の原因になったりすることがあります。
デリケートゾーンの臭いの原因は雑菌によるものがほとんどで、逆に言えば、雑菌の繁殖、活動を抑えれば、臭いはかなり軽減されるということになります。
雑菌の性質や繁殖する環境などから雑菌を減らす方法を考え、臭いの元である雑菌を断ち切りましょう。
雑菌はどのような状態で繁殖しやすいのでしょうか。
雑菌の好む環境は、35度から40度の気温、60%前後の湿度といわれています。
ということは、いつも下着で覆われていて、体温で適度に温められているデリケートゾーンは雑菌の好む環境になりやすいということになります。
ですので出来る限りその環境から遠ざかるようにデリケートゾーンの環境を保つことが大切になります。
恥垢が溜まっている
恥垢は臭いの原因になります。
恥垢って?という人もいるかもしれませんね。
恥垢とは、おりものが付着したり、古くなった角質が固まったりしたもので、白いカスのような状態になっています。
中には、尿や、尿を拭いた時のトイレットペーパー、性交渉の際の分泌液や精液なども混ざることもあります。
それらが蓄積してできた恥垢は臭いの原因となります。
日々の蓄積からできる恥垢をできるだけ減らすためにはやはり、日々のお手入れが重要になってきます。
恥垢は皮膚と皮膚の間に入り込んだりして、普段洗っているときには取れないところにある場合もありますので、表面上はふさがっているヒダの裏なども丁寧に洗うようにしてください。
汗をかいて蒸れやすい
雑菌の好む環境というものがありましたが、デリケートゾーンは下着によっていつも密閉された状態になっています。
また、密閉されていますので汗もかきやすくなっています。
でも、なかなか通気をよくできない場所でもありますよね。
下着の素材を通気性の良いものにするなども対策ではありますし、どうしても蒸れやすい場所なので、日々のお手入れでできる限り清潔にして雑菌自体を減らすということからの対策になりますね。
膣の自浄作用が低下する
膣の中は雑菌が繁殖しやすい環境のため、自浄作用が備わっています。
具体的には、乳酸桿菌という常在菌が存在していて、その乳酸桿菌はグリコーゲンを食べることによって乳酸を生み出します。
そして、生み出された乳酸によって膣内をpH4.5以上の酸性に保っています。
雑菌は弱アルカリ性、中性の環境でしか生息できないものが多く、膣内に雑菌が侵入するのを防ぐという仕組みです。
では、この自浄作用が低下する要因とは一体なんでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
- 加齢
人は年齢を重ねると体に少しづつ変化が現れます。それが原因で膣の自浄作用が低下することがあります。
女性ホルモンの1種で卵巣から分泌される卵胞ホルモンがあります。
膣の自浄作用のグリコーゲンの必要性は先に説明しましたが、、そのグリコーゲンの量は卵胞ホルモンと比例しています。
卵胞ホルモンが減少することによってグリコーゲンも減少し、乳酸が生み出せなくなることで自浄作用が低下するということになるわけです。
- ストレス・疲労・体調不良
ストレスや疲労、体調不良によっても膣の自浄作用が低下することがあります。
ストレス、疲労、体調不良の原因といっても色々ありますが、睡眠不足、食生活の乱れ、抗生物質の使用、免疫力の低下など様々なことがあげられます。
ですので、普段から規則正しい生活を心がけ、食生活においてもバランスの取れた食事をして体力をつけ、病気にならない体づくりをしていきましょう。
そうすることによって、ストレス、疲労、体調不良のない体になっていくことができ、膣の自浄作用の低下も防ぐことができます。
- 洗いすぎ
デリケートゾーンは洗いすぎてもよくありません。
臭いが気になり、神経質になってしまって必要以上に洗ってしまう人もいます。
お気持ちはわかりますが、それは逆効果です。
洗わなければきれいにならないけれども、洗いすぎると汚くなるなんておかしな話ですよね。
それは、洗いすぎると常在菌まで洗い流してしまってデリケートゾーンの環境が悪くなって逆に雑菌が繁殖しやすくなってしまうということなのです。
ですので、毎日のお手入れでは、躍起になって洗いすぎては逆効果ということを頭に入れて洗いすぎないようにしてくださいね。
デリケートゾーンの臭いを自分で確認する方法は?
デリケートゾーンのお手入れは、デリケートゾーンの臭いを自分で知ることからはじまります。
普段は、なかなか自分で臭いを確かめようとは思いませんが、自分のデリケートゾーンの臭いはどの程度なのか、きちんと把握したうえで日々のお手入れをしていきましょう。
では、どのようにしてデリケートゾーンの臭いを確認すれば良いのでしょうか。
「手でさわってその臭いを確認する!」
直接デリケートゾーンを触ってその臭いをかぐということなのですが、どのあたりをさわれば良いのでしょうか。
さわる場所は女性器そのもの(Iライン)ではなくその周囲をさわってください。
ヒダの裏側も重要なポイントとなりますのできちんと触って確認するようにしてください。
臭いの強弱は、かすかに臭う程度なのか、顔をそむけたくなるほどの臭いなのかなどで強弱を判断してください。
また、臭いの持続性についても注意して観察してみてください。
お風呂にはいってもすぐにまた臭うようになるという場合は、すそわきがの度合いは強いということになります。
このようにデリケートゾーンの臭いを自分でかいでみて自分の臭いの強弱や持続性をしっかりと把握し、デオドラントクリームの使用頻度など毎日のデリケートゾーンのお手入れの基準として取り入れるようにしてみてください。
まとめ
クリアネオ専門家
日本人は世界的に特にニオイに敏感な人種と言われています。
また、体臭の少ない人種とも言われています。
だからこそ、体臭、臭いに関する関心度もとても高いということなのです。
そんな、日本人だからこそデリケートゾーンの臭いという問題は、少しおおげさかもしれませんが、人生にかかわる問題なのかもしれません。
デリケートゾーンの日頃のお手入れ方法、臭いの原因、チェック方法、具体的な対策方法などをふまえ、ストレスフリーなデリケートゾーンを目指して一緒に取り組んでいきましょう!